早起きは金の価値があると言いますが、実際に早く起きるのは難しいものです。でも、習慣化すれば多くのメリットが得られます。もっと朝の時間を有効に使いたい!どうやったら早起きが続くんだろう?たまに早起きできるけど、続けるのが難しい…そんな悩みを持つ方に向けて、私が実践している早起きのコツをお伝えします。
早起きのメリット
早起きのメリットは多岐にわたりますが、特に大きなものとして次の3つが挙げられます。
1. 自由な時間を確保できる
忙しい日常を送る現代人にとって、自分の時間を確保するのは非常に難しいものです。仕事や学校が終わる時間は日々まちまちで、夜に自由な時間を持とうとするのは至難の業。さらに、夜は体が疲れていて何かをする気力がないことも多いです。しかし、朝ならその心配はありません。仕事や学校に行く前の時間を、自分の好きなことに使うことができるのです。朝のすっきりとした体と気分で、自分の時間を満喫できます。
2. 生活リズムが整う
早起きすると、自然と夜に眠くなる時間も早くなります。これにより、生活リズムが整い、健康的な生活を送ることができるようになります。朝早く起きることで、夜は深い眠りにつくことができ、結果的に心身の健康に良い影響を与えます。
3. お店や電車(道路)が空いている
朝の時間帯は、お店(カフェやジムなど)が空いていることが多いです。夜に混み合う場所でも、朝なら快適に利用できます。また、通勤や通学ラッシュに巻き込まれるリスクが減るのも大きなメリットです。朝から人混みに巻き込まれての通勤・通学は非常に大きなストレスになりますが、これが無くなるだけでも気分が楽になります。
「布団から出る」と「二度寝防止」は別のものと考える
早起きのコツを調べると、「自分を追い込む系」の方法が多いように感じますが、私はこの方法はおすすめしません。遠くに目覚ましをセットして布団から出て消しに行かなければならない状況を作ったり、知人友人と朝活を計画して一緒に取り組んだり、SNSで早起きすることを宣言するなどの方法がありますが、これらは「起きなければいけない」「やらなければいけない」というマイナス感情や強迫観念を生み出します。これでは、いつか限界が来てしまいます。
重要なのは、「自然と目が覚める」「起きた方が自分にメリットがある」という状況を作ることです。また、私は「早起き」とは「布団から出る」ことと「二度寝をしない」という2つのプロセスから成り立つと考えています。
布団から出るコツ
早起きの第一歩は「布団から出る」ことです。
自分へのご褒美を用意する
朝起きることへの心理的ハードルを下げるために、自分へのご褒美を用意します。私の場合、「ココア味のプロテイン」と「卵かけご飯」が大好物でした。夜は少しお腹が空いた状態で就寝し、朝起きたらそれを食べられる状況を作ります。もちろん、ずっと同じご褒美だと飽きが来るので、定期的に変えることが重要です。例えば、美味しいデザートや欲しかったものの購入権など、自分が喜ぶものを用意しましょう。
準備を完璧にしておく
夜のうちに準備を済ませておき、朝起きてからのタスクを減らします。着替えの整理や仕事の準備、お弁当の用意などは前夜に済ませておきましょう。布団で寝ているという「快」の状態から起きるという「不快」を乗り越えるために、起きた後のタスクが少ない方が気楽に起きることができます。
睡眠アプリを活用する
睡眠の浅いタイミングでアラームを鳴らすアプリを使うことで、起きやすくなります。スマホやスマートウォッチのアプリを利用し、設定した時間帯にアラームが鳴るようにします。これにより、無理なく起きることができるようになります。
(冬限定)暖房タイマーを設定する
冬は特に早起きが難しいですが、起きる前に暖房をつけて部屋を暖かくしておくと、布団から出やすくなります。私は28℃まで設定しています。暑くて布団を脱ぎ捨てたくなる状況を作ることで、布団から出るハードルを下げることができます。
二度寝防止のコツ
布団から出た後に二度寝しないためのコツを紹介します。
お湯を飲む
体温を上げるためにお湯を飲みます。体が自然と覚醒しやすくなります。温度が高すぎると無理やり感が出てしまうので、50℃程度のお湯が適温です。
冷水で顔を洗う
目を覚ますために冷水で顔を洗います。体が温まった段階で行うと効果的です。朝の冷水は一気に目を覚ましてくれるので、布団から出て少し経ったタイミングで行うと良いでしょう。
早めに家を出る
場所を変えることで、布団に戻りたい誘惑を防ぎます。朝は空いているカフェやコワーキングスペースに移動するのがおすすめです。家にいると、どうしても布団の誘惑に負けがちなので、環境を変えることが大切です。
結論
ここまで、早起きのコツを「布団から出る」「二度寝をしない」ことに分けて紹介しました。朝早起きをすることで、自分の時間を確保し、有意義に活用することができます。早起きには多くのメリットがあり、生活リズムの改善やストレスの軽減、自由な時間の確保などが挙げられます。私の経験を参考にしていただければ幸いです。