最近、我が家では土鍋でごはんを炊くようになりました。そのきっかけは、炊飯器が壊れてしまったことでした。
ある日のこと、お昼に炊飯スイッチを入れて少し経つと、「バン!」という大きな音とともに家の電気が一瞬停電しました。ブレーカーが落ちたのかもしれませんが、それ以降、炊飯器を使うのが怖くなり、使用を中止しました。もしかしたら炊飯器が原因ではないかもしれませんが、実はこの炊飯器、2年前から液晶部分が壊れてタイマーが使えなくなっていました。また、お釜のテフロン加工も剥がれかけており、そろそろ買い替えの時期かなと思っていました。
買い替えをもっと早く考えるべきだったのかもしれませんが、今回がその良い機会だと思い、家電量販店へ炊飯器を買いに行くことにしました。
8年ぶりに新調する炊飯器
家電量販店に行ってみると、さまざまな炊飯器が並んでおり、安価なものから10万円以上する高級モデルまで、多種多様な商品がありました。これだけ種類があると、どれを選べば良いのか迷ってしまいます。
炊飯器の種類
炊飯器は大きく3つの種類に分類されます。
マイコン炊飯器
【ふっくらもちもち感】★★
【保温機能】★
【本体価格】★★★★★
底のヒーターで釜に熱を伝えるタイプ。水に浸す時間が短いと固くなりやすいため、固めのごはんが好きな方には向いています。保温機能はあまり期待できませんが、価格が安いのが特徴です。
IH炊飯器
【ふっくらもちもち感】★★★★
【保温機能】★★★★
【本体価格】★★
電気を使った加熱方法で、ごはんを無駄なく炊けるタイプ。釜全体に均一に熱を伝えるのが特徴で、保温機能も優れています。現在の主流です。
圧力IH炊飯器
【ふっくらもちもち感】★★★★★
【保温機能】★★★★★
【本体価格】★
圧力で沸点を高め、短時間で炊き上げるタイプ。ごはんが冷めてももちもち感が持続し、玄米もやわらかく炊けるモデルもあります。もっとも炊飯効率が高く、毎日の食事にこだわる人におすすめです。
この3種類を検討した結果、お弁当も作るし、どうせなら圧力IH炊飯器が良いかなと考えました。ちなみに、壊れた炊飯器も圧力IH炊飯器でした。予算と相談しながら商品を見ていると、型落ち商品で3万円からさらに30%オフになるものを見つけました。
ただし、店員さんに確認すると、現品限りでの値引きだということでした。潔癖症の夫が現品を嫌がったため、一旦帰宅してネットで同じ商品を探すことにしました。しかし、まだ炊飯器を買わないまま1か月が過ぎてしまいました。
土鍋でごはんを炊く
その間、我が家では土鍋でごはんを炊くことにしました。以前から土鍋でごはんを炊く家庭があり、美味しいと聞いていたので真似してみることにしました。特別な土鍋ではなく、冬に使っている普通の鍋を使いました。災害時にも鍋でごはんを炊けるようにしておくと安心です。
炊飯器ならお米を研いでボタンを押すだけですが、土鍋でごはんを炊くには少し手間がかかります。
土鍋ごはんのレシピ
お米:3合
水:650ml
炊き方
お米を研いで約30分水につけておきます。この作業を省くと上手く炊けません。
水を切ったお米を土鍋に入れ、水650mlを加えて蓋をします。
10分強火で加熱し、その後10分弱火で炊きます。
火を止めて10分蒸らしたら完成です。
炊きあがりまで約1時間かかります。ごはん自体はとても美味しく炊けるのですが、この1時間という時間が問題です。現在は育休中で時間があるのでできていますが、働き始めたら難しくなるかもしれません。
育休終了まであと半年ほど。その間に新しい炊飯器を買わなくてはと思っています。しかし、電気代を考えて電気圧力鍋は避けることにしました。我が家では電気代を節約するために契約アンペア数を下げているので、電気圧力鍋を使うとブレーカーがすぐ落ちてしまうのです。
現在、我が家の家電棚には、電気ポット、トースター、ホームベーカリー、電子レンジが並んでいますが、炊飯器はまだありません。半年以内には新しい炊飯器を購入する予定です。それまで土鍋での炊飯を楽しみつつ、新しい炊飯器選びをじっくり考えようと思います。